NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第二十回「秀長の祝言」で、音無美紀子さんと滝田栄さんが扮した、まつと利家の特集です。
第二十回「秀長の祝言」の概要
秀吉は三木城を攻略して長浜に凱旋し、堺の豪商などを招いて茶会を催します。さらに、ねねは一族や家臣に別席を設けていました。それは、ねねとなかで考えた、秀長としのの祝言の席です。しのは三木城の兵糧攻めで失明していました。秀吉はしのの嫁入りを許さないと激怒しますが、ねねとなかに脅され言いくるめられて、2人の結婚を認めます。その後、秀吉は鳥取城を落とし、天正10年(1582)、備中高松城を水攻めにします。
音無美紀子さんと滝田栄さんのクレジットタイトル
信長様の御馬揃えがあってのう
そして翌天正九年三月の初め、ねねにとって嬉しい出来事があった。前田利家とおまつが何年ぶりかで長浜城を訪れたのである。(語り)
よういらしてくださいました。思いがけず御目にかかれて。(ねね)
お懐かしゅうございます。ねね様も御変わりものうて。(まつ)
見た目は変わったはずだけどね(笑)兎に角、ねねも息災にて
この二月二十八日に京で信長様の御馬揃えがあってのう(利家)
はあ、お噂は伺っておりました。では、おまつ様も御一緒に?(ねね)
はい。南部、津軽をはじめ、諸国の駿馬を集めての盛儀とのこと故、私も是非拝見させていただきとうて。(まつ)
建前上は
(笑)御馬揃えの見物よりも、その帰りに、ねね殿にお会いするのが、まつの目当てらしゅうて。(利家)
このようなことでもない限り、なかなか長浜へもお伺いできませぬ(まつ)
ねねと会いたかったのが本音
でも、おまつ様は羨ましゅうございます。そのように御揃いで京へ。(ねね)
北陸は謙信公の脅威がなくなったから。利家にも、ちょっとは余裕ができたのかもね。
私とて何年ぶりかのこと。利家殿は戦、戦で私はいつも留守居役ばかり。(まつ)
留守居役は大名のおかかの定め
上様の御息女を奥方様に!
でも、おまつ様は御子に恵まれておいででございます。御嫡男の利長様は立派に御成人遊ばされたとか。(ねね)
はい。利長もこの秋、信長様の御息女をいただくことになりました。(まつ)
まあ!上様の御息女を奥方様に!まあ、それはおめでとうございます。(ねね)
前田も信長から重んじられたみたい
利長は小牧で、ねね様の御世話で産まれました子。随分、守りもしていただきました。今でもその話をようするのでございます。(まつ)
あの御子がのう。私たちが年を取るのも道理でございます。(ねね)
(一同、笑)
橋田先生ったら(笑)
その姿を見るだけで十分じゃ
豪姫も大きゅうなられました。只今こちら。(ねね)
ねね様。豪には私たちのことは?乳飲み子の豪をもろうていただいて、豪もねね様のことをまことの母と思うているのでございましょう。ならば何も。私たちはそのつもりで参っております。(まつ)
まつが実母であることを豪に明かさないでほしいらしい
それでええのじゃ。我らのその姿を見るだけで十分じゃ。(利家)
利家様(ねね)
なんだかんだ言って、ばれそうだけどね
豪も筑前殿とねね殿に可愛がられて幸せであろう(利家)
筑前も姫、姫と目の中に入れても痛くないほど愛おしんでおられます。私も於次丸や豪姫がいてどれだけ慰められたか存じません。(ねね)
それを伺うて私、豪を差し上げたかいがございました(まつ)
子供=慰め≒愛玩動物
豪姫様でございます(こほ)
いよいよ、御対面!
豪にございます
能登七尾御城主、前田利家様と御方様じゃ。御挨拶なされ。(ねね)
ねね、利家とまつが実の父母であることをばらしてなかったみたい
豪にございます(豪)
首(こうべ)を垂れるのを済ませてから言葉を発した豪
おお、ええ御子じゃ(利家)
ほんに美しい(まつ)
母様。能登とはどこでございますか?(豪)
北の海のそばでのう、雪がこんなに積もります。(まつ)
実の母様が回答しちゃった(笑)
さあ、御方様に能登の御話をしていただきなされ(ねね)
ねねアシスト
立派な姫になられて(まつ)
まつと利家、また豪に会えるといいね
週刊おんな太閤記随想、第二十回「秀長の祝言」
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