2022年4月17日にBSプレミアム・BS4Kで再放送されたNHK大河ドラマ『おんな太閤記』第三回「同胞(はらから)」を視聴しない道理がないわけです。というわけで、あれやこれやと随想したいと思います。
第三回「同胞」の概要
NHKオンデマンドの場合
ねねは、清洲城の塀が3日で修理できなければ藤吉郎の首が飛ぶと心配して、尾張の中村に藤吉郎の母・なかを訪ね、義弟・小一郎の協力を頼みます。なかは藤吉郎の無鉄砲な行いに怒りをぶつけますが、小一郎に、ねねのために清洲に行くことを許します。そして、ねねや小一郎の協力があって、塀は見事に完成します。藤吉郎はこの功績によって、信長から正式に武士の身分に取り立てられて、藤吉郎秀吉と名のることになります。
日曜、朝の御挨拶!
おはようございます。今週も #おんな太閤記 の朝がやってきましたよー。 pic.twitter.com/K0NZFEG5Tx
— 渡る世間の片隅で (@watasumi_net) April 16, 2022
気にならない道理がないクレジットタイトル
第三回のクレジットタイトルについては、別記事でご紹介しています。
気にならない道理がない他作品出演者
橋田壽賀子作品のおしんと渡鬼にも出演することになる第二回出演者に注目!
おしんにも出演した第三回出演者
浅茅陽子、中村雅俊、東てる美、赤木春恵、泉ピン子
渡鬼にも出演した第三回出演者
東てる美、赤木春恵、泉ピン子、長山藍子
登場人物と演者の情景
メインキャストを中心に気になった点を独断と偏見でピックアップ。
別記事でご紹介します。
橋田壽賀子脚本、故に
橋田壽賀子脚本らしかった部分、また橋田壽賀子脚本に起因するかどうかは別として、劇中で不思議だったことを随想します。
別記事でご紹介します。
気にならない道理がない台詞
ここでは橋田壽賀子作品独特の台詞に注目してみました。
別記事でご紹介します。
気にならない道理がない用語
現代では聞きなれない劇中用語をピックアップしてみました。
別記事でご紹介します。
総括
藤吉郎が土塀修理を成功させたことで、信長の許しを経て秀吉を名乗りはじめたり。
かと思えば、作者が何の説明もせずに、犬千代から利家に改名させたり。
きいの旦那として嘉助が新たに秀吉の身内になったり。
秀吉の出世と同時に色んな面で物語が動いている状況。
他方、秀吉の出世によって巻き込まれていく中村ファミリーの面々。各々の現状の気持ちが率直に表現されていますが、そのことが将来の伏線として、作者によってくどい位に表現された様相にも。
今回の幕引き寸前には蜂須賀小六の謀反が告げられたりと、次回以降も昇り龍と化した秀吉を支えるねねの姿や取り巻きなどの面々が巧みに描写されることになりそうです。
NHKおんな太閤記随想(綴りページ)
当サイトにおける各回の随想(視聴レビュー)ページを下記の随想綴りにまとめていきたいと思っています。