NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第三回「同胞」のクレジットタイトルをご紹介した上で、あれこれと随想したいと思います。
第三回「同胞」の概要
NHKオンデマンドの場合
ねねは、清洲城の塀が3日で修理できなければ藤吉郎の首が飛ぶと心配して、尾張の中村に藤吉郎の母・なかを訪ね、義弟・小一郎の協力を頼みます。なかは藤吉郎の無鉄砲な行いに怒りをぶつけますが、小一郎に、ねねのために清洲に行くことを許します。そして、ねねや小一郎の協力があって、塀は見事に完成します。藤吉郎はこの功績によって、信長から正式に武士の身分に取り立てられて、藤吉郎秀吉と名のることになります。
週刊おんな太閤記随想、第三回「同胞」
第三回「同胞」について、渡隅版のまとめ記事
気にならない道理がないクレジットタイトル
マスコットガール
おはようございます。今週も #おんな太閤記 の朝がやってきましたよー。 pic.twitter.com/K0NZFEG5Tx
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クレジットタイトルの進行役と言えば秀吉愛蔵「雪の小面」ちゃん。物静かの佇まいがチャームポイント。#おんな太閤記 マスコットガール
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クレジットタイトルの背景動画としては、何とも地味な印象ですからね。
その中で、毎度のことながら、秀吉愛蔵「雪の小面」の存在感が大きい。
同胞(はらから)
第三回 同胞(はらから)#おんな太閤記
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第三回「同胞」。一見すると「どうほう」と読みたくなるのに。それを「はらから」と読ませたいのが橋田壽賀子脚本。橋田先生、サブタイトルでいきなりひねりを加えてきた様相にも(笑)
ここでいう同胞(はらから)とは、同じ母から生まれてきた兄弟姉妹のこと。
二枚目の中村雅俊さん
小一郎は、藤吉郎とねね夫婦にとって、かけがえのない存在になっていきます。
今回の土塀修理では、ねねの依頼を受け入れて、兄・藤吉郎の手足となって働いたわけです。
小一郎役の中村雅俊さん、まさに二枚目が妥当の様相を呈してきました。
せんだみつおさんが五枚目
なはなはのギャグで一世を風靡した、せんだみつおさんが嘉助役で初登場!#おんな太閤記 第三回
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藤吉郎の妹・きいと祝言を挙げた百姓の嘉助役で第三回に初登場だった、せんだみつおさん。
「なはなは」でブレイクされたのが印象に残っています。
後の大河ドラマ『春日局』にも出演されたことなど、NHKの橋田壽賀子作品では、比較的、お馴染みの顔に。
中G
中Gは、藤岡弘、さん、夏目雅子さん、そして長山藍子さん!#おんな太閤記 第三回
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第三回の中Gは、藤岡弘、さん、夏目雅子さん、長山藍子さんのお三方。
藤岡弘、さんをドカーンと先頭に持ってきつつ、後ろの長山藍子さんと一緒に、人気抜群の夏目雅子さんを囲んだ様相。
「1藤岡弘>2夏目雅子<3長山藍子」みたいな(笑)特に、夏目雅子さんは、輿に乗ったお市がほんの一瞬映っただけ。
見た目的に無難ですね。故に、妥当です。
役名が前田利家に
第三回から前田犬千代が前田利家にバージョンアップ#おんな太閤記 第三回
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前回からトメG一枚目に布陣した滝田栄さん。
いよいよ、役名が前田犬千代から前田利家に。見た目的にも役が重たくなってきましたね。
上述したと通り、小一郎役の中村雅俊さんが二枚目で妥当の様相を呈してきていますから。
必然的にトメG一枚目が滝田栄さんの定位置になってきそう。
まとめ
とりあえず、主演から四枚目までとトメGに関しては定位置化。
新たに五枚目で嘉助役のせんだみつおさんが初登場。
中Gは「1藤岡弘>2夏目雅子<3長山藍子」で、人気抜群の夏目雅子さんを先頭の藤岡弘、さんと後ろの長山藍子さんで囲った形。
#おんな太閤記 第三回「同胞」クレジットタイトル
作:橋田壽賀子
音楽:坂田晃一(中略)
出演
1佐久間良子 2中村雅俊 3浅茅陽子 4音無美紀子 5せんだみつお
連名G
中G:1藤岡弘 2夏目雅子 3長山藍子
連名G
トメG:1滝田栄 2赤木春恵 3泉ピン子 4西田敏行(後略)#おんな太閤記クレジット pic.twitter.com/gqoovovpIF
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