TBSテレビ『橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり』のビンタ場面をご紹介します。今回は第1シリーズ第8回。ハワイで照明の勉強を続けるために、伯母・森山珠子(大吉の姉)の養女になったわけですが。ハワイから身勝手に帰国したことで大吉からビンタをお見舞いされたわけです。
TBS公式
渡鬼ビンタを嗜む!
本記事は、渡鬼のビンタ場面を「エンターテインメント」として嗜むために作成しました。
「渡鬼ビンタ劇場」の開設趣旨等については、下記ページをご確認ください。
ハワイから帰国した葉子
五月の舅・小島幸吉の通夜に出席していた長子が岡倉邸に戻ると。
玄関先には葉子の姿が。誰も居なくて岡倉邸の中に入れなかった様相。
それにしても何で葉子は帰国したのでしょうか。
長子からの問いかけに対して、「自分のうちに帰るのに理由なんていらないでしょ。帰ってきたいから帰ってきたの。」でこの段階ではまだ真意を語ろうとしない葉子。
帰宅した大吉と節子
シーンは変わって。
午前2時、タクシーで岡倉邸に帰宅した大吉と節子。
家に入る前にしっかりと大吉と自分に塩を振りかける節子。
そして岡倉邸に入ると。葉子の大きなトランクケースに行く手を阻まれる大吉(笑)
すかさず葉子の帰国に気づいた節子。
また大吉と節子の帰宅に気づいたロングソバージュヘアの長子が起きてきて。
そして、葉子が呼び寄せられたわけですが。
「あたし、ハワイにはもう帰らない。ずっと日本で暮らす。そのつもりで帰ってきたの。よろしくお願いします。」と語り終えて大吉にこうべ(首)を垂れる葉子。
葉子にいったい何が起こったのでしょうか。
照明の勉強がしたかった葉子。伯母・森山珠子の養女になってハワイに旅立ったはずでしたが。
その時、大吉が動いた!
ということで、大吉による尋問がはじまりました。
大吉:珠子伯母さんとなんかあったのか?
葉子:別に。
大吉:どうしてお前?
葉子:あっ。日本へ帰りたくなかったの。
大吉:珠子伯母さんそれ、承知してくれてるのかよ、おい?
葉子:仕方ないでしょ。あたしの人生だもん。伯母ちゃんの思う通りにはなりゃしないわよ。
大吉:なんてこと言うんだお前は。お前はねぇ、森山のうちに養女に行ったんだよ。珠子伯母さんは母親だよ。母親に背くようなこと。
葉子:まだ正式に養子縁組したわけじゃないし、たとえ親子だって娘の自由を束縛することなんてできないでしょ。
大吉と葉子のやり取りの中で、葉子の最後の台詞が大吉の怒りを煽ってしまいました。
舌打ちをしつつ怒りの面相にへんげ(変化)した大吉。
そして今日のその時です。
神様!
✋ぱちーん!
引っ叩かれた瞬間の葉子、ロン毛がやっぱり絵になりますね。
また、外野に居た長子による驚愕の表情もビンタに華を添えているかのよう。
そして何よりも。
節子:おど、おどうさん!
大吉を制止しようと着物を着こんだ体全体で慌てぶりを表現する節子。それも「おど、おどうさん!」ですからね(笑)山岡久乃さん、ただただ上手い。
兎に角、珠子に義理が立たないということで葉子を岡倉邸から追い出そうとする大吉。
対して、とりあえず葉子を2階に逃がす節子(笑)
便乗して長子も2階に避難する展開となり。
結局、このシーンでは葉子がハワイから帰国した具体的な理由が明らかにならず。
ただ、はっきりしていたことは、葉子が岡倉家に戻ってきたことを節子が非常に喜んでいたということ。
まとめ
渡鬼第1シリーズ第8回で身勝手にハワイから帰国したことで大吉からビンタを馳走された葉子のビンタ場面をご紹介しました。
大吉や葉子以上に、節子のリアクションが素晴らしかったわけです。
あと5日!
岡倉家の四女で恋愛経験の豊富さは一番! 大原葉子役の #野村真美 さん!
夫と双子ちゃんと暮らす自宅のリビングで📸!#渡る世間は鬼ばかり #渡鬼 #TBS pic.twitter.com/EaKtSMpV15— 渡る世間は鬼ばかり 2019年9月16日放送 (@wataoni_tbs) September 12, 2018
当時の野村真美さん、やはり大先輩から何かと勉強させていただいたわけです。
「渡鬼ビンタ劇場」で他の渡鬼ビンタを確認してみる
過去鬼は「TBSチャンネル」で視聴できます。