2022年4月から、NHK BSプレミアム・BS4Kにて、橋田壽賀子作品の大河ドラマ『おんな太閤記』の再放送がスタートしました。橋田・石井ファミリーの登場が見どころの一つかもしれませんが。長年に渡って、渡鬼のキミを好演された赤木春恵さんも秀吉の母・なか役で出演されている。これは、気にならない道理がないですね。
というわけで、第一回、第二回、第三回、第五回の、なかをおさらいします。
NHK公式情報
第一回「出会い」
橋田先生の脚本による指示だったのかどうか。雨の中、娘のきいと一緒に、わざわざ蓑笠姿で野良仕事をしていた、なか(笑)藤吉郎とねねが夫婦になったことを、中村のなかに報告しに行った時の一幕。
一目見て、ねねのことを受け入れた一方で。
藤吉郎に関しては、敷居をまたがせず。
第二回「足軽女房」
藤吉郎が、大根とか芋とか縄とか、中村で獲れるものを織田家に売ってほしいって小一郎に頼みに来た一幕。
おっかあ、銭になるんだ銭に!(小一郎)
藤吉郎を相手にしたくなかった、なかの意向に反して。銭になるからと、小一郎が秀吉の依頼を承諾した様相。
第三回「同胞」
清州城の土塀修理を藤吉郎が三日で終わらせるためにも。藤吉郎のそばにいてほしいと、ねねが小一郎に願い出た一幕にて。躊躇していた小一郎に対して。
小一郎、行ってやれ(なか)
ねねさのためじゃ(なか)
秀吉というよりも、秀吉のおかかになったことで困っている、ねねを助けるために。
秀吉が清州城の土塀修理を成功させて、中村に帰ってきた小一郎。
そして祝言用の、きいの着物をこしらえた、なか。
うれしいか?(なか)
中村の話題は、きいと嘉助の祝言に姿を現すかどうかということ。
兎に角、侍になった秀吉には、きいの祝言に来てほしくなかった、なか。
きいと嘉助の祝言に姿を現した秀吉のことを門前払いしたかったものの。侍ではなく、きいの兄として参ったという、ねねの言葉に秀吉が助けられて。敷居をまたいで、なかの目の前で舞を披露することに。
第五回「墨股築城」
申し訳ございません。わたくしがついておりながらこのようなことに(ねね)
ではその、墨股とやらの戦に連れてったというのか、小一郎を(なか)
小一郎が秀吉の配下として戦に駆り出されたことを、なかに詫びるために。ねねが中村に姿を現した一幕にて。
小一郎に触発されない道理がない嘉助。
命をかけるからこそ、出世もできるんじゃ!どんなに働いたところで、死ぬまでこんな暮らしではのう(嘉助)
嘉助、おまえ!(なか)
嘉助、中村のマスオさんで終わりたくはなかった様相にも。
なかの意に反して、侍になった秀吉が災いになって、身内を巻き込まない法はない。
藤吉郎は我らと違う人間になったのじゃ、とんでもない災いに巻き込まれるのが関の山じゃ(なか)
中村ファミリーの行く末を予見して止まなかった、なか。演者は、赤木春恵さん。
画像:NHK大河ドラマ『#おんな太閤記』第三回「同胞」#おんな太閤記クレジット pic.twitter.com/EVWsNDec6F
— 渡る世間の片隅で (@watasumi_net) April 21, 2022
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