2017年「渡る世間は鬼ばかり」3時間スペシャルの放送が終わって。やはり気になったのは「置手紙」と香を残して家を飛び出した小島貴子、小島眞の若奥さんです。「イクメン」や「育児ノイローゼ」といったキーワードも気になりますね。実際、子どもを置き去りにして家を出られた夫の眞としてはかなり大変。仕事にも差し支えて社会的信用を失いかねません。また、今回はまだ眞が家にいたのでよかったのですが、もしも誰もいない場所で香が放置されてしまったら。いろんなことを考えると、当サイト管理人・渡隅としてはぞっとするわけです。
そこで、2017年渡鬼3時間スペシャルの録画したビデオを改めて視聴することで、登場人物の言動や行動などが正しかったかどうか、本当はどうすればよかったかなど、検証していきたいと思います。
「貴子の変」を検証する
ここでは貴子が「置手紙」と香を置き去りにして行方不明となった「貴子の変」について、実際にビデオ録画を観ながら、登場人物の言動や行動に妥当性があるかなどを検証します。
五月と眞夫婦の関係
状況としてはよくない。
義母である五月に会えば気を使うので疲れる。そんな貴子の気持ちもわかる。しかし、これまでに五月を立てながら適度な距離感を保てなかったのは貴子の落ち度が大きいかも。結果的に「つわり」が大変な時期に五月の介入を拒んでいる。ここが致命傷だったか。
せめて「お母さん、週1回の木曜日だけ手伝いにきていただけませんか?」とか何か妥協案がなかったのか。「働けるうちが花」が口癖のような五月。ああいう世話やきおばさんは逆に上手くこき使った方がよかったかも(笑)
貴子の性格や考え方、さらに貴子に同調して「幸楽」に頼らない姿勢の眞。
2016年に貴子に邪魔者扱いされた五月の心痛にも共感できます。
状況を下手に悪化させない発言。
「貴子の変」に関しての非常に重要なキーパーソン。この後、臨機応変で柔軟な対応が光る!頼れる身内がいるのは本当に有難いこと。
「貴子の変」勃発
長谷部が幸楽に電話したのは適切。
この段階ではまだ無断欠勤になりそうな状況。眞は結婚して独立しているとはいえ、会社側が把握している眞の緊急連絡先は幸楽のはず。新しく入社するときに誓約書とかいろいろ提出しますよね。このシステムのおかげで「孤独死」を早期に発見できる利点も。
五月をヒートアップさせない意味で適切。
生まれ変わったらいなすのが上手い力士になれそうな愛(笑)ただ、少々楽観的かも。
香を連れて出社した眞
これは不適切かな(笑)個人的にかなり驚愕したシーン。
まずは出勤前に長谷部に連絡。緊急事態を報告して休暇を申し出ることが大事。そして、眞は幸楽に緊急事態を連絡して香の育児を依頼すべき。
子連れの出社。自由業の方はまだ許されるのかもしれない。しかし、組織では考えられない。
やはり香を連れてくる前に長谷部に電話すべき。
問題ありかも。
「置手紙」で日頃からコミュニケーションが上手くいっていない状況がわかる。「置手紙」砲を放った貴子の気持ちもわかる。概して忙しい人には話しかけづらいもの。
貴子は、日頃から産婦人科などで育児のアドバイスとか受けていなかったのか?
たしかに「育児ノイローゼ」の可能性も。貴子の安否も多少心配。
長谷部と眞の関係に疑問。
長谷部が驚くのは当然。眞がまず行うことはクライアントに日程変更を依頼すること。いきなり香を連れて行ったら。それこそ社会的信用を無くす恐れが。あとは長谷部がとりあえずその日はカバーするとか。組織の場合は、誰が欠けてもとりあえず何とかなったりと。
長谷部の先輩としての指導力に疑問。なんだか「世間知らずな子ども」が結婚して子どもをこしらえた印象。長谷部が、仕事だけではなく、さりげなく常識も教えていかないと。
長谷部が幸楽に「貴子の変」状況報告
どうなんでしょう?
出勤時に幸楽に立ち寄れるほど職場が近ければ。これまでの長谷部と幸楽の関係を考慮すれば、長谷部の行動はありえるかも。逆に、このような長谷部の社会性をもっと貴子は見習うべきかも。
これもどうなんでしょう?
緊急事態を考慮すれば幸楽に報告するのは妥当かも。仕事に影響しかけないので。
ただ、そもそも「口止め」って。
驚愕は当然。
世間の常識を語る五月
ごもっとも。
「育児疲れ」の貴子、その気持ちもわかるような。ただ「置手紙」で香を「置き去り」というのがやはり問題かと。
眞の状況(長谷部からの報告)
眞の現実と理想の大きなギャップがあぶない。
離婚する気がないことは別として、まずは子どもを預けて仕事に集中できる状態にしないと。
職場の対応としては当然かも。
ただ電話で良かったかも。ドラマだから(笑)
貴子への批判が止まらない五月
五月にしてみれば、「私(貴子)はあなた(五月)が嫌いです」って言ってるようなこれまでの流れ。
ごもっとも。厳しい親の対応です。
柔軟な姿勢が光る愛
妥当ですね。
姉貴が自営業(幸楽)でよかったかんじです。五月と眞の両方をカバーしている。
緊急時なので妥当。
やはり妥当。
五月の気持ちもよくわかる。
愛と長谷部が眞の家を訪問
とにかく事故とか起きてなくて良かったのでは。
愛はとりあえず貴子派
愛は貴子派かも。
やはり貴子の気持ちがわかる人も必要。
育児の大変さを実感した眞
気づくの遅いかも。
日頃から休日くらいはお風呂とか手伝ってあげれば。
貴子に共感を示す愛
愛の言っていることはもっともかも。
眞・貴子と「幸楽」はこれまで疎遠に近い状態。
「置き去り」を正当化するのはどうか?
たしかに。
まだ貴子の安否が確認できていない。
弟を諭す姉
緊急判断として適切。
とりあえず緊急なので姉貴に頼った方がよい。
希望的観測な愛。
時が解決することもある。
香を幸楽に連れて帰ってきた愛
とりあえず保護に成功。
気持ちがわからないまでもない。
愛と誠の会話
妥当な意見。
肩身が狭くて来れないことを伝える愛。
たしかにそれはあるかも。
でも、今は貴子がいない。やはり幸楽に挨拶に来るべきでは。
愛と誠の家を眞が訪問
姉弟関係が良いのが救い。
貴子は行方不明。
待つよりも探した方がよいのでは。
「巨人の星」明子姉さんのように香と五月をみつめる貴子
やはり登場シーンが気になる(笑)
タッキーにまかせて大丈夫か。
かなり不安。香を落とさないでほしい。
幸楽の右隣にリサイクルショップが!
とりあえず貴子が無事でよかった。
五月と貴子の関係を象徴するかのような場面。
やっと本心を吐露。
なんだかんだ言ってやっぱり孫はかわいいらしい。
嫁にとってはかなりきつい場面。
五月と貴子が共感できる日は果たして。
五月…なんだか…泣ける…👹
#渡鬼 #wataoni pic.twitter.com/qfxQKJIIhk— 渡る世間は鬼ばかり9/18(月祝) (@wataoni_tbs) 2017年9月18日
ようやく貴子が母親に戻る(愛宅にて)
言い分はわかるけど。
これが戻ってきた貴子の理由らしい。
貴子が眞に期待することらしい。
これで香の「置き去り」?なんだか事前に「置き去り」回避できたような。
こうして元の鞘に収まる。
香を再び抱くことができた喜びを忘れないでほしい。
本当に頼もしい愛。優しい長谷部。
問題解決の功労者は愛と長谷部かも。
「貴子の変」落着に怒る五月
眞と貴子が幸楽に謝罪に行っていない。
大人であればやはり怒るかも。
育児で悩んだら誰かに相談したい
身内がいれば頼りたい
貴子は本当に義姉の愛に救われたと思います。
できることならば五月を実の母親のようにもっと慕うべき。
幸楽を実家だと思って頻繁に挨拶しに行かないと。
(おそらく)近くに住んでいてほとんど交流がないって?
ただ、香をかわいがる五月の様子を見て、少しは貴子も変わればよいのですが。
医療機関に相談する
母子検診などがあるはずなので、育児の悩みを医者や保健師などに相談してもよいかも。
公的機関等に相談する
本当に頼れる身内などが存在しない場合、まずは役所の窓口とかにいってもよいかも。
自治体によって名称に違いがありますが、保健センターや子ども家庭支援センターなど。
やはり保健師や保育士など、育児の専門家が悩みをきいてくれるはずです。
どこに行って良いかわからない場合、役所の総合窓口に相談してもよいかも。
おそらく適切な窓口につないでくれるはず。
近所の保育園などを把握する
地域の保育園によっては、育児相談に対応しているのかもしれません。
気晴らしも必要!
育児の合間にポイントサイトでゲームしながらポイントを稼いだり内職したりと。
赤ちゃんポスト
2017年渡鬼スペシャルを観て、ふと「赤ちゃんポスト」のことを思い出しました。
人それぞれ厳しい状況があるのかもしれません。
どうしても子どもを手放さなければならない事情が。
子育ては経験者でないとわからない苦労があると思います。
育児の問題は本当に難しいですね。
編集後記
2017年渡鬼スペシャルで「育児問題」が取り上げられましたので記事にしてみました。
「三つ子の魂百まで」という先人の言葉がありますが、まさに香くらいの年齢の子は大人の愛情が不可欠なわけです(おそらく科学的に)。
やはり大切なことは、社会全体で子どもを育てるということでしょうか。
育児で悩んでいる時は、一人で悩まずに、誰かに悩みをきいてもらった方が良いと思います。
ご視聴&実況ありがとうございました👹!今回イクメン騒動でお騒がせしました、眞&貴子&香の家族です!次回は香が大きくなった姿を見たいですね!たくさんの応援、本当にありがたいと思ってる👹 またお逢い出来る日を楽しみにしてます! #渡る世間は鬼ばかり #渡鬼 #wataoni pic.twitter.com/oRyLthi7Iq
— 渡る世間は鬼ばかり9/18(月祝) (@wataoni_tbs) 2017年9月18日
小島貴子役は「清水由紀」さん
オスカープロモーションに所属する清水由紀さん。
2017年渡鬼スペシャルでは小島貴子を好演されていました。
実際の清水さんってどんな人?
気になったのでオスカープロモーションの公式サイトに行ってきました。
確認した時には、2016年渡鬼の清水さんのインタビュー動画が公開されていました。
ルックスだけではなく、性格も素敵な女優さんのようです。
これからのご活躍にも注目したい清水由紀さんでした。
下の記事は、放送後まもなくに記憶だけで作成した記事です。
対して、今回の記事は、録画したビデオを改めて観ながら作成しました。
月祝の放送を観た時と録画ビデオを観た時では多少印象が変わりました。
録画したビデオで渡鬼を「二度楽しむ」ことをおすすめします。