2017年「渡る世間は鬼ばかり」3時間スペシャル。「貴子も長子も旦那と揉めたら置手紙」だったわけですが。渡隅が注目したいのは長子。
前半では「居場所がない長子」をテーマに2017年の長子を検証します。間で「夫婦円満の秘訣」を考察してから、後半は言わずと知れた「藤田朋子」さんの魅力について迫りたいと思います。
本間長子物語「居場所がない長子」(渡鬼2017年版)
2017年渡鬼の本間長子を検証します。
久しぶりに「おかくら」で再会した五姉妹
ある日の夜8時半。久しぶりに岡倉の実家に集まることになった五姉妹。
「おかくら」の株に配当金の利益が上がったようです。
岡倉の実家に最後に登場したのは小島五月。
大吉と節子の仏壇に手を合わせるわけです。
そして五月を神妙な表情で見つめる本間長子。
日向子が立派になったことを姉たちに社交辞令で褒められると。
母親の照れた表情を醸し出す長子。
姉たちが自身の最新情報を語りはじめます。
とにかく姉たちの最新情報に表情を加減させながら傾聴する長子。
両手で頬杖をつきながら姉たちの最新情報に興味津々なわけです。
英作がいて日向子も成長して長子は幸せであると語る文子。
「まわりからはそうみられているけど」という長子。
「長子が文句を言ったら贅沢」と茶化す五月。
成長した日向子と「おかくら」株の配当金
「おかくら」の客間にうつった五姉妹。
テーブルには各々に御馳走と決算報告書が。
タキさんの司会進行から若き「おかくら」当主の日向子へ。
日向子から「おかくら」株の配当金について説明がはじまり。
調理場から森山夫妻も一緒に見守るわけです。
一人100万円の配当に驚愕する岡倉五姉妹。
長子も口をおさえて思わずびっくり。
封筒の中身をみて笑いがこぼれだすわけです。
表情豊かな長子なわけです。
「おかくら」に泊まりたい長子
日向子からの配当金の説明もとっくに終わって。
「おかくら」の料理を堪能した五姉妹。
かなり時間も経過したご様子。
帰りのタクシーをご用意するというタキさん。
タクシーを呼ぼうとする森山壮太の妻・まひる。
「今日(おかくらに)泊まるからいい」とタクシーを拒絶する長子。
日向子「何言っているの、お父さん待ってるのよ」
長子「お母さんなんていなくて大丈夫なの」
日向子「お父さんと何かあった?」
長子「たまにはここに泊まりたいだけよ」
「おかくら従業員採用試験」に挑む長子
久しぶりに岡倉の実家に泊まることになった長子。
タキさんと一緒に布団を準備するわけです。
そこへ麦茶?をもって日向子が登場。
なにやら長子から日向子に話があるようです。
日向子「じゃぁ、お父さん(英作)も一緒に帰ってくるのね?」
長子「お父さんは一緒に暮らせるわけないでしょ」
今や立派な訪問医の英作。「おかくら」で暮らすわけがなく。
日向子「お母さんは忙しいお父さんのそばにいて支えてあげないといけないのよ(要約)」
長子「いいのよ、お母さんなんてお父さんにはいてもいなくても」
タキ「離婚でもなさるおつもり?」
長子「まさか(長台詞が続きます)」
とりあえず離婚する気はないようです。
ただ、英作が往診などで忙しくて家にいても張り合いがない長子。
英作への不満と一人の寂しさを長長と説明する長子。
とりあえず黙って傾聴していた日向子が口を開きます。
「何勝手なこと言ってるの」と母・長子に説教がはじまります。
「わたしはお断り」ときっぱりしている日向子。
それでも「おかくら従業員採用試験」に合格するために食い下がる長子(笑)
長子「けどね…。今度は由紀おばちゃんが英作の仕事を手伝いに大阪で勤めていた病院を辞めてこっちに来るっていうの」
由紀のこれまでの人生について説明的な日向子。
これまでの本間由紀の活躍については、渡鬼公式サイト「出演者」でも確認できます。
「今頃になって由紀ちゃんに押しかけられるとは夢にも思わなかった」
日向子「女同士仲よくしたら案外楽しいかもしれないわよ」
いよいよ交渉決裂。
いよいよ長子がヒートアップしそうなところで。
ずっと静観していたタキさんに動きが。
タキ「はい、今夜はこれで終わり。ゆっくりお休みなさい」
それでも長子への攻撃を緩めない日向子。
とうとうタキさんが長子に援護射撃。
タキ「長子さんは岡倉の娘なんですからいつでも帰って来られますよ」
勝ち誇った笑顔を醸し出す長子、不満げな日向子。
とりあえず英作と話し合ってから「おかくら」に出戻るかもな長子。
「在宅医療本間クリニック」に由紀の姿が!
翌朝「在宅医療本間クリニック」がある自宅に戻った長子。
すると、白衣姿の義妹・由紀の姿が!
長子が「おかくら」に行っている間に大阪からやってきたらしい。
英作が往診中で、由紀と長子の二人になりました。
由紀とは無難に会話を交わしたものの、何とも憂鬱そうな長子。
コミュニケーションが足りない長子と英作
英作が風呂上り。
せっかく長子が「こしらえた」夕食を要らないと言い始めた英作。
夕方、コンビニのおむすび4つ食ったらしい。
長子が寝室に行くと、すでに英作はお休み中。
すると、目を覚ました英作から由紀の食事の世話を任された長子。
簡潔に長子に指示出しをしてまたお休みになる英作。不満げな長子。
翌朝「もうすぐパン焼けるから」と素敵な笑顔を醸し出す長子。
ところが!「時間がないから」とすぐに出かけようとする英作。
さらに長子へ追い打ちがかかります。
昨夜の残り御飯で英作のためにおむすびをこしらえてきた由紀。
長子よりも妹の由紀に「有難い」気持ちを示す英作。
「おかくら」に出戻った長子
いかにも旅行に行くかのような荷物を持って「おかくら」を訪れた長子。
いよいよ「おかくら」に戻ってきてしまったらしい。
やっぱり「おかくら」で働きたい様子。
「なんだかんだ」理由をつけて由紀が来たことが気に入らないらしい。
それをわかっている日向子、ここでも長子と口論がはじまるわけです。
「長子」対「日向子」の第2ラウンドがスタート。
ここでも長子に加勢するタキさんです。
タキ「いいじゃないですか、おかくらが懐かしくていらしたんだから」と。
とりあえず作業に戻る日向子。
勝ち誇った笑顔を醸し出す長子。
長子の置手紙
長子から伝言を預かっていた看護師・ミツ。
「しばらく実家に帰るから、そのあとのことはよろしく」とのこと。
ミツから伝言を伝えられた英作と由紀。
「実家に帰るって家出?」と驚く由紀。
慌てて寝室に向かった英作、すると。
内容をみて「ばかばかしい」と置手紙をくしゃくしゃにする英作。
くしゃくしゃになった置手紙を開いて内容確認な由紀。その感想は?
由紀はやはり賢いですね。問題の本質がすぐにわかったようです。
英作はもっと長子とのコミュニケーションが必要だったわけです。
それでも開き直って長子の気が済むようにと英作。
由紀も複雑な心境になるわけです。
小姑・由紀に対峙する長子
「おかくら」で生き生きと配膳に勤しむ長子。
そこへ由紀が登場するわけです。
タキさんから由紀へ「お元気で何より」
由紀は長子を説得にきたわけです。
英作のことをわかっていない長子に由紀が口を開くわけです。
それは長子にとっては義母である常子のこと。
老人ホームに入っていた常子は脳出血でこの世を去ったわけです。
生前の常子が寂しい思いでいたことを告白する由紀。
英作も由紀も、常子を老人ホームに入れたことがつらかったらしい。
そして常子への償いの気持ちから、由紀も在宅医療に目覚めたわけです。
「おねがい!わかってあげて!長子さん!」と長子の手を握り締める由紀。
長子対由紀、試合終了。
「在宅医療本間クリニック」に戻った由紀
由紀がクリニックに戻ると英作がまだ残業中。
「安楽死」について、英作が由紀に語りはじめるわけです。
そして由紀が持ち帰ったお弁当を開いて英作が一言。
英作「あ、お前、友達と会うって言って、往診さぼっておかくら行ってたろう?」
「おかくら」の料理がわかる英作。
長子が戻ってくるか心配な由紀。
対して、岡倉にいて長子が幸せだったらそれでいいという英作。
「おかくら」を去る長子
荷造りをはじめた長子。
英作の元に帰ることにしたようです。
長台詞で反省の弁を長長と語る長子。
由紀の気持ちが通じたようですね。
長子「もうここには帰ってきません」
改めて「おかくら」の面々に日向子のことをよろしく頼むわけです。
ママお疲れ様でした!!
うちのママ最高✨✨✨ pic.twitter.com/txr7yJqjua
— Rena Ootani 大谷玲凪 (@rena_hinako) 2017年10月15日
「在宅医療本間クリニック」に戻った長子
留守番要員、電話番として長子の戻りを喜ぶ看護師。
そして多くのおむすびをこしらえた長子。
「勝手してすみませんでした」と謝罪する長子を快く迎える英作。
「君がいないと、朝飯なしだからなぁ」と長子がいないと困るアピールに「へんげ」するわけです。
「君にも働いてもらわないとな、頼りにしてますよ」な英作。
そして由紀との小姑問題にも終止符を打った長子。
英作も由紀も長子が戻ってきたことを大歓迎。
こしらえた長子のおむすびもクリニックの面々に大好評なわけです。
ちなみに、85歳になったら手術などの延命治療はいらないと話す長子です。
文子の「粋な提案」に賛成する長子
配当金の使い道について「幸楽」で会合を開くことになった五姉妹。
長子は幸楽のラーメンと餃子を楽しみにしていたようですね。
弥生はお年寄りが集まる「コーヒーショップ」をはじめたいと!
弥生宅の1階を改装するために配当金を使いたいという弥生と葉子。
長子も弥生に配当金を提供したいと申し出たものの。
長子からの資金提供はお断りする弥生(笑)
葉子の場合は、弥生宅の改装を建築士として担当するので。
文子からの「粋な提案」は五姉妹でグアム旅行。
長子も文子の配当金に甘えてグアム旅行にノリノリです。
最後まで期待を裏切らない長子
いよいよグアム旅行当日。
五姉妹でまだ空港に来ていないのは五月だけ。
長子も空港でほかの姉さんたちと五月の到着を待っているわけですが。
ほんとに2017年の渡鬼は「本間長子物語」だったわけです(完)
長子と英作から学ぶ「夫婦円満の秘訣」とは?
確かに在宅医療に携わる医師って非常に忙しいのかも。
ただ、概して忙しい人への声掛けはしづらいもの。
「置手紙」の手段に出た長子の気持ちにも共感できます。
コミュニケーション不足でせっかく「こしらえた」食事を食べてもらえなかったり。
由紀という小姑まで出現したら、居場所がさらになくなってくるわけです。
このようにして渡隅は長子に共感しているわけですが。
結論としては、最初から英作も長子にもっと共感すればよかったわけです。
長子ではなく別の人だったら。最悪のところ離婚になっていたかも。
多忙な英作、それでも1日20分でも30分でも「長子のために」時間が取れたら。
そもそも置手紙に発展することなく、長子は由紀とも上手くやれたような。
「禍を転じて福と為す」長子と由紀の場合は、今回の問題で新たな信頼関係が生まれてよかったですけど。
誤解なく日々のコミュニケーションをしっかりとることが夫婦円満の秘訣なのかも。
「本間長子物語」のヒロインは「藤田朋子」さん!
2017年渡鬼で本間長子を好演した藤田朋子さん。
率直に渡鬼以外の藤田さんをあまりよく知らなかった渡隅。
実際の藤田朋子さんってどんな人なのでしょうか?
役者「藤田朋子」さんの出演作(超抜粋)
テレビや舞台、そして映画など、非常に多くの作品に出演されている藤田朋子さん。
そのほとんどの作品を観ていない渡隅(ごめんなさい!)
フジ月9の「君の瞳に恋してる!」や「愛しあってるかい!」は観ていましたが。
ここでは藤田さんの出演作を厳選してご紹介します。
1987年、日本初演の「レ・ミゼラブル」が藤田朋子さんのデビュー作。
当時、大々的にテレビCMがあったのを覚えています。
まさか!あのミュージカルに藤田さんが出演されていたとは!
率直に渡隅はミュージカルのことはよくわかりません。
ただ、ファンとしては藤田さんの原点を知りたいと。
そこで、下の記事で役者「藤田朋子」さんの原点に迫ってみました。
改めてすごい方のファンになったものだと実感する今日この頃。
1988年の放送。当時、通学していましたのでこの頃の朝ドラを観ることもなく。
この作品で脚光を浴びたことで、渡鬼の長い長い「本間長子ロード」につながっていくわけですね。その反面、ミュージカルからは遠ざかることに。
1992年の作品。率直に高倉健さん目当てで録画しました。
藤田さんが偶然観た「ミスター・ベースボール」のテレビ放送。
私もおそらく同じ放送から録画したんだと思います。
録画した時期は2015年頃のテレビ放送でしたので。
今度またじっくり観てレポしたいと思います。
藤田さんご自身も「私の人生、ほとんどが長子」と話されています。
他の作品をよく知らない私ですが。
とりあえず藤田さんは「渡鬼の長子」なわけです。
藤田朋子さんはSNSにあつい!
ブログやツイッター、それにインスタグラムまで!
渡鬼の出演者には珍しく、積極的にSNSに取り組まれています。
藤田さんの公式ブログは「笑顔の種と眠る犬」。
藤田さんの公私にわたる活動の一部が紹介されています。
散歩中の娘さん(ブルドッグ)の様子とか(笑)
写真付きで撮影現場の様子も記事になっていたりと。
特に舞台稽古中の写真とかはおもしろいです。
中には笑いたいときにおすすめな「超うける」写真もあったりと。
女優さんって「エンターテイナー」だなぁって改めて実感するわけです。
公式ブログの更新情報などをツイートする藤田さん。
藤田さんのフォロワーになれば最新情報がいち早く入手できるわけです。
アメブロを更新しました。
『日向子が、来たよ!』#藤田朋子#渡る世間は鬼ばかり
https://t.co/2s6A6tEr34— 藤田朋子(Tomoko Fujita) (@tomoko_fujita) 2017年10月15日
公式ブログで見られない写真もインスタグラムに載せているようです。
藤田朋子さんのインスタグラム
旦那さんはアコーディオン奏者の桑山哲也さん
ご夫婦仲睦まじい様子が藤田さんの公式ブログから確認できます。
(推測)藤田朋子さんはこんな人!
渡隅が勝手に藤田さんの性格などを「想像」してみました。
果たしていくつ当たっているでしょうか(笑)
役者「藤田朋子」さんの魅力
長年にわたって国民的人気女優の看板を背負ってきた役者「藤田朋子」。
藤田さんの演じる長子はとっても「さりげなくて」自然。
それは長子が入り込んでいるからなせる妙技。
その時その時の仕草や表情はまさに「長子」。
「肉のふくしま」の奥さん役、あの女性は長子ではないわけです。
そうやって役に入り込んで演じられている長子ですから。
「本能」で長子を応援されると女優としてうれしいのかも。
渡鬼の長子が本気で応援される「藤田朋子」を魅せたわけですから。
すっかり「藤田朋子」さんのファンになってしまった渡隅です。
編集後記
2017年の渡鬼では、長子と英作を反面教師にして「夫婦円満」の秘訣を学べたかも。
そして、長子と一心同体の藤田朋子さん。
今後は渡鬼以外でも注目していきたいと強く思う今日この頃です。
追記:2017年10月3日
NHKの大河ドラマに出演する藤田朋子さんが観たいです。
追記:2017年10月5日
「役者『藤田朋子』さんの出演作(超抜粋)」の項目を加除訂正しました。主な訂正点として、「藤田朋子さんの役者としての原点『レ・ミゼラブル』」を追記しました。「藤田朋子」さんのファンを自称するなら、やはり原点は外せないわけです。
なんだかミュージカルの舞台に立つ藤田さんも観たくなりました。
追記:2017年10月15日
藤田朋子さんと大谷玲凪さんのツイートを記事に埋め込みました。
下の記事は、放送後まもなくに記憶だけで作成した記事です。
対して、今回の記事は、録画したビデオを改めて観ながら作成しました。
月祝の放送を観た時と録画ビデオを観た時では多少印象が変わりました。
録画したビデオで渡鬼を「二度楽しむ」ことをおすすめします。