TBS『橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり』のオープニング音楽には、第1シリーズ、第2シリーズ、第3シリーズでアレンジが異なりますね。特に、第3シリーズから2019年3時間スペシャルまでのオープニング音楽は、第3シリーズのアレンジバージョンが使用されていました。
さらに、各シリーズの最終回には、上記の3つのバージョンのほか、また別のアレンジバージョンがエンドロールに流されたりと。
以下、これらの点について、あまり時間をかけない程度に掘り下げてみました。
フォロワーさんの意見
当ブログに限らず、Twitterを通してマイペースに情報を発信して久しくなった渡隅ですが。
Twitterのフォロワーさんから「第2シリーズと第5シリーズの最終回エンドロールで流れた音楽が好き」というようなご意見をいただきました。
渡鬼好きを自称している渡隅、あまりいい加減のことは言えませんので、改めて全シリーズ・全スペシャルのオープニング音楽、並びに最終回エンドロールの音楽を確認してみることにしました。
その結果をただ文章でツイートすればよかったのですが。せっかくなので表を作成してみました。すると、表まで作成したのであれば記事になりそうかなと思い、本記事の作成に至りました。
渡鬼音楽オープニング・最終回エンドロール分別表
とりあえず、表計算ソフトでこしらえたのが上の画像です。
表の見方について解説しますね。
OP
上述した通り、渡鬼のオープニング音楽は基本的に、第1シリーズ、第2シリーズ、第3シリーズの3バージョン。そこで、OP欄に、1の記載は第1シリーズ、2の記載は第2シリーズ、3の記載は第3シリーズのバージョンが使われているということになります。この表で見ると、第3シリーズ以降のオープニング音楽はすべて第3シリーズのバージョンですね。
end roll
例えば、一番上の第1シリーズは、エンドロールでもそのまま第1シリーズのオープニング音楽が使われています。
第2シリーズのエンドロールでは、第1~3シリーズのオープニング音楽とは違ったアレンジのバージョンが流されたのでE2(第2シリーズ・エンドロール)としました。
秋のスペシャルのエンドールは、おそらく第2シリーズのオープニング音楽が使われていると思いますが、若干違ったアレンジのようにも思えたので2aとしておきました。
年末SP、二時間年末特別企画、春の二時間スペシャルについては、エンドロール自体がなく。
第5シリーズのエンドロールでは、第1~3シリーズのオープニング音楽、第2シリーズのエンドールとは異なるアレンジバージョンが流されたのでE5(第5シリーズ・エンドロール)としました。
第6シリーズから2015年前・後篇スペシャルまでは、第1~3シリーズのオープニング音楽、第2・5シリーズのエンドールとは異なるアレンジバージョンが流されたのでE6(第6シリーズ以降・エンドロール)としました。
そして、2016年前・後篇スペシャル以降は、天童よしみさんが唄う『人生讃歌~渡る世間は鬼ばかり~』が流されていたのでE2016(2016年前・後篇スペシャル以降・エンドロール)としました。
羽田健太郎さん、死去
2007年6月2日、渡鬼音楽を手がけていたハネケンこと、羽田健太郎さんが亡くなりました。
第6シリーズ以降のオープニング音楽が、第3シリーズのアレンジバージョンで固定されてしまっていたのは、ハネケンさんの死去に起因することは言うまでもないこと。
もっといろんなアレンジバージョンの渡鬼音楽を聴きたかったですね。
今日夜8時から‼️
ハネケン作曲のお馴染みテーマ曲で始まる「渡る世間は鬼ばかり」
3時間スペシャル放送で帰ってきます‼️
是非ご覧下さい✨#渡る世間は鬼ばかり #渡鬼 #TBS #羽田健太郎 #ハネケン #橋田壽賀子 #石井ふく子 https://t.co/qpfdO6ZltT— 作曲家 ピアニスト 羽田健太郎 公式 (羽田音楽事務所) (@hanekenofficial) September 16, 2019
まとめ
渡鬼の音楽は、最終回のエンドロールにまで着目すると奥が深いですね。
アレンジの好みも人それぞれかもしれません。