週刊おんな太閤記クレジットタイトル、第十二回「城主の妻」

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」のクレジットタイトルをご紹介した上で、あれこれと随想したいと思います。

ネタバレ、御免!

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

第十二回「城主の妻」の概要

天正3年(1575)春、ねねは今浜城に入り、城主の妻としての生活を始めますが、たくさんの侍女に囲まれて戸惑います。秀吉は今浜を長浜と変え、長く栄える国にする夢を語ります。利家とまつも祝いに訪れ、次に娘が生まれたら秀吉とねねの養女にする約束をします。喜びもつかの間、秀吉の側室・千草と息子・秀勝も入城します。ねねは子どもの産めない妻は去るべきと秀長に言い残して城を出ると、そこに義母のなかが現われます。

大河ドラマ おんな太閤記(たいこうき) 第12回 城主の妻 −NHKオンデマンド
月額990円(税込)でNHKの名作見放題!ねねは今浜城に入り、城主の妻としての生活を始めると、秀吉の側室・千草と息子・秀勝も入城します。子の産めない妻は去るべきと城を出ると、義母のなかが現われます。

クレジットタイトルの全貌

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

第十二回「城主の妻」ということで、いよいよ秀吉が城持ち大名としての新たな展開が幕を開けましたね。まさにNHKおんな太閤記第二章のはじまりはじまりといった様相にも。新キャストにも注目したいところですね。

浅茅陽子さんと藤岡弘さんの連続出演記録が止まる!

十一回まで連続出演していた、やや役の浅茅陽子さん、信長役の藤岡弘、(旧芸名・藤岡弘)さんの登場なし。ついに連続出演記録が止まりました。

 

第十一回まで藤岡弘、さんが連続出演を続けていたことは意外でしたね。結構、回によっては影が薄い時があったので(笑)

というわけで、第一回からずっと出演し続けているのは、主演でねね役の佐久間良子さん、秀吉役の西田敏行さん、そして秀長役の中村雅俊さんくらいになってきてしまいました。

まつ役の音無美紀子さんが初の三枚目

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

やや役の浅茅陽子さんが登場なしということで、これまでの登場回ではずっと四枚目だった、まつ役の音無美紀子さんが三枚目に。妥当でしょうね。

 

 

ほんと、ややをこしらえて止まない(笑)

こほ役の津島恵子さんが四枚目で初登場

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

ねねの侍女筆頭格として登場した、こほ。演者は、津島恵子さん。

ユニオン映画『俺たちの旅』が懐かしい。このドラマでは、中村雅俊さんとも共演されていましたね。

四枚目に関しては、劇中の活躍的にも、役者としての格的にも妥当。

 

 

この手の台詞をどんどん表現していただけると有難い。

千種役の沢田雅美さん、進之助役の木原美知子さんが連名で初登場

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

千種役の沢田雅美さん、進之助役の木原光知子さんが共に初登場で連名でしたね。

千種役:沢田雅美さん

沢田雅美さんに関しては、主に石井ふく子プロデュース作品で活躍。東芝日曜劇場では主演格だったりと。

 

 

そういったことを加味した上で、第十二回の活躍と役者としての格的には単独クレジットでもよかったような気がします。ただ、役の重要度とか、クレジットタイトルにおける他の出演者の配置も考慮した上で連名になった可能性も。

 

進之介:木原光知子さん

水泳選手から芸能人に転身した木原光知子さん。

ユニオン映画「ゆうひが丘の総理大臣」では、やはり中村雅俊さんと共演されていました。

 

 

もしかしたら、中村雅俊さんの存在が、津島恵子さんと木原光知子さんのキャスティングに多かれ少なかれ影響している可能性も。

ゆうひが丘の総理大臣では単独クレジットだったような気がしますが(どちらかと言えば、レギュラーだった生徒役が連名だったので)。でも、NHK大河ドラマだと連名が妥当かもしれませんね。

利家役の滝田栄さんが初の中G筆頭

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

中G筆頭と言えば、信長役の藤岡弘、(旧芸名・藤岡弘)さんの定位置でしたが。第十二回では登場なしということで、利家役の滝田栄さんがトメG筆頭からスライドしてきましたね。無論、妥当です。

こうしてみると、NHKおんな太閤記の場合、トメG筆頭よりも中G筆頭の方が格上扱いなのかも。

 

家次役の戸浦六宏さんが連名で初登場

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

家次役の戸浦六宏さんと言えば、東映『真田幸村の謀略』で大野治長役だったのが印象深いかも。昭和の時代って、この手の映画が何年かおきの午後夕方あたりに結構放送されたものです。

 

 

ちなみに、ガッツ石松さんも出演されていましたね。というわけで、たまたまかもしれませんが『真田幸村の謀略』つながりの連名ということで(笑)

 

 

こういうのって、知っている人にとっては常識レベル。他方、知らない人にとっては結構マニアックかもね(笑)

小六役の前田吟さんが初めてトメG筆頭に

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

信長役の藤岡弘、さんの登場なしの影響を受けて。小六役の前田吟さんが初めてトメG筆頭に名を連ねましたね。

んが、ねねが長浜城で秀吉の配下に御挨拶する情景にほんの一瞬だけ登場したのみ。ちなみに、浅野長政役の尾藤イサオさんに関しては、この情景にほんの一瞬だけ、おそらく映っていた感じ。

活躍度的には寂しい限りですね。

なか役の赤木春恵さんが初のトメ前に!

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

赤木春恵さんのトメ前も、おそらく第十二回が初めて。

第十二回における活躍度、役の重要度、役者としての格、いずれもトメ前として申し分なし。極めて妥当だったかと。

 

物語の展開にも大きく関わってきましたね。

やっぱり、トメ前はこうでなくちゃ!って感じ。

 

 

 

画像:NHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」

 

次回に続く

クレジットタイトルツイート

 

 

 

週刊おんな太閤記随想、第十二回「城主の妻」

第十二回「城主の妻」について、渡隅版のまとめ記事

週刊おんな太閤記随想、第十二回「城主の妻」
2022年6月19日にBSプレミアム・BS4Kで再放送されたNHK大河ドラマ『おんな太閤記』第十二回「城主の妻」を視聴しない道理がないわけです。というわけで、橋田壽賀子作品故に、登場人物と演者の情景、気にならない道理がない台詞と語り、そして...