今さら!?と思われるかもしれませんが。やっと映画「レ・ミゼラブル」を鑑賞することができました。感動することが間違いないと思われるこの映画。それでは一体どこに感動するのだろうか?感動の視点は人それぞれ。
「レ・ミゼラブル」の観劇未体験の渡隅が注目したのは、出会いや環境によって人格が育成されること。贖罪や里親里子についても考えてみました。
安く買える「レ・ミゼラブル」のDVD
渡隅が実際に購入したのが下の画像のDVD。
中を開けてみるとこんな感じでした。
DVDの表面に印刷されている少女はコゼット。
2020年3月31日現在、楽天で880円でした。
渡る世間の昨今においてはDVDが何とも安く買えるものです。
「レ・ミゼラブル」日本公演観劇の予習として
「レ・ミゼラブル」はもちろんのこと、ミュージカルを観劇したことがない渡隅。
よって下手な解説を試みる気は全くありません。
とにかく観れば感動を得られるはず。
その時々の感情を音声と音楽で表現するミュージカル。
場面によって緩急があるので、ミュージカルのストーリーはわかりやすい。
日本で公演されている「レ・ミゼラブル」を初めて観劇する方にもおすすめな映画。
あの劣悪な環境でいい娘に育ったことが不思議なエポニーヌ。
マリユスへの切ない感情がひしひしと伝わってくる悲しい歌声。
このような前段階があって、マリユスに看取られながら死を迎えるわけです。
エポニーヌが切なくて泣けましたね。
本当に大切な人は、当たり前のように身近にいるものだったりと。
それでもマリユスは「運命の出会い」でコゼットと結ばれるわけだ。
ジャン・バルジャンから贖罪について学ぶ
この点については、テーマが重たすぎて言葉がみつかりません。
ただ、はっきりしているのは、司教との出会いによって、残りの半生を贖罪(しょくざい)と真摯に向き合ったということ。
特に、コゼットを我が子のように育て上げたことが、彼の中での最大の贖罪であったような気がします。
愛情に満ち溢れた里親里子
里親里子についても、やはり当事者になったことがありませんので、軽はずみなことは言えません。
ただ、里親のジャン・バルジャンと里子のコゼットには、お互いを愛おしむ素敵な親子関係が成り立っていました。
コゼットとマリユスの前から姿を消して一人最期の時を迎えようとするジャン・バルジャン。
そこに居場所をつきとめて何とかジャン・バルジャンの死に目に会うことができたコゼット。
苦難が絶えなかったジャン・バルジャンの半生。
本当にコゼットは宝物だったわけだ。
このシーンでは自然に涙が流れだしていました。

何とも不思議なめぐりあい
司教との出会いがジャン・バルジャンの良心に大きく響いたわけで。
環境や出会いって、人生に大きく影響を与えるもの。
渡隅に関しては、まさか映画「レ・ミゼラブル」を鑑賞して、さらにブログに執筆しているという現実。
第二次性徴以前、すでに「関ケ原」の加藤剛さん演じる石田三成に惚れこんでしまった渡隅。
たまたま「傑作」を観てしまったためか、そこから歴史好きロードがはじまりました。
その後、大人になっていく過程で渡鬼を観るようになって、藤田朋子さんの「芸能活動」を意識するようになったわけで。

藤田さんとの出会いが無かったら、映画「レ・ミゼラブル」を一生観ることはなかったかもしれません。
役者さんや芸能人を特別に応援してきたことがなかった渡隅。
出会いって不思議なものですよ(笑)
まとめ
映画「レ・ミゼラブル」を観て感動するだけではなくて、人生を変える出会いについて考察してみました。
機会があれば「レ・ミゼラブル」の日本公演を観劇してみたいですね。
こんな心境になっている自身がやはり不思議な霜月。