とうとう別れました。切り出したのはもちろん私から。付き合いはかれこれ15年以上。年会費は350円(税込)。付き合いはじめた当初は「ゆうちょくらぶ」。でも昔の名前で出ていません。いつの間にか「ポスタルくらぶ」に名称変更。
以下、私が退会しました「ポスタルくらぶ」についてのご紹介です。
「ポスタルくらぶ」とは何か?
私が「ポスタルくらぶ」に入会したのは、15年以上前のこと。
当時は「ゆうちょくらぶ」という名称でした。
実際のところ、どのような団体なのか?
ポスタルくらぶ公式サイト「ポスタルくらぶとは」の一部を引用してみます。
ポスタルくらぶは、人生を豊かに健やかに、日々の暮らしを便利で快適にするサービスをお届けする会員組織です。ポスタルくらぶ会員の皆さまは、350円(税込)の年会費で、多彩な会員サービスをご利用いただけます。
ポスタルくらぶ公式サイト「ポスタルくらぶとは」より引用
ちなみに、以前は下記の文言も記載されていましたが。
公式サイトのリニューアルによって上記の文言は削除されたようですね。
要は、郵便局の利用者であろうとなかろうと、350円(税込)の年会費でサービスの提供が可能であることをアピールしたいのかも。
法人概要を確認すると、法人名称は「一般社団法人ポスタルくらぶ」。少し驚いたのが、法人の設立日が「平成17年10月19日」であること。私が入会したのは、それよりもっと前。
ただ、当初の名称は「ゆうちょくらぶ」。それがいつの間にか名称変更していました。おそらく途中で一般社団法人になって「ゆうちょくらぶ」から「ポスタルくらぶ」に名称を変更したのかも。郵政民営化が迫っていた時期でしたので。あくまでも推測です。
さらに推測すると、ファーストフード(ファストフード)のマクドナルドが「マック」の愛称で親しまれているように、郵便局(特にゆうちょ銀行になってから)は「ゆうちょ」の名称を売り出したい様子(私からはそう見えます)。ところが、「ゆうちょくらぶ」の名称ではいかにも日本郵政グループの傘下に見えてしまうと。それを危惧したかどうかは知りませんが、いろいろな理由で名称変更があったものと推測できます(あくまでも仮説です)。
あと、大企業との付き合いがあることがわかりましたが。
これだけではやっぱり情報不足の印象は否めません。
ポスタルくらぶのサービス
「ポスタルくらぶ」のサービスは「会員限定サービス」と「お役立ち本棚(無料コンテンツ)」の2つに分けられるようです。
会員限定サービス
サービス全体を見渡してみると、覚えておいて損はなさそうなサービスがあります。自転車搭乗中の傷害・旅行中の傷害・火災などの見舞金、レンタカーや家の掃除のサービスなど。
ここでは特に気になったサービスをご紹介します。
定番サービス
特に「ゆうちょくらぶ」の頃から覚えているサービスが「健康電話相談」。
わざわざ病院に行って医療費を支払わなくても、健康・栄養・育児・介護に関するちょっとした悩みを気軽に専門家に相談できるのはありがたいもの。
ただし、専門性をどの程度発揮してくれるのか?気になる点ですね。
新サービス
気が付けば新たな会員限定サービスがスタートしていました。それは「暮らしの情報と終活相談」と「葬儀関連手配サービス」です。
私は「ポスタルくらぶ」の会員ではありませんので、サービスの詳細をご紹介することはできません。ただ、渡る世間は超高齢社会、終活や葬儀関連のサービスは明らかに需要が見込めそうですね。
お役立ち本棚(無料コンテンツ)
こちらは年金コラム、法律コラム、税金・保険コラムなどがあります。
特に気になったのが、原令子先生の「やさしい年金特別講座」。原玲子さんの年金コラムは、私の記憶が確かならば「ゆうちょくらぶ」の頃から続いているような。
「ポスタルくらぶ」が(おそらく)ターゲットにしたいであろう年金受給者にとって、知っておいて損はない情報をいかにも提供してくれそうな印象。
ポスタルくらぶの会員登録
私が入会した時は郵便局で申し込みましたが。
時代が流れて渡る世間の昨今においては、公式サイトから申し込むようですね。
時代の波に乗ってクレカも使えるわけです。やはり公式サイトの機能に力を入れている印象。
ちなみに、郵便局の窓口で「ポスタルくらぶ」に入会した方(年会費引き落としのための「自動払込利用申込書」を郵便局に提出した方)に関しては、以前は公式サイトでweb会員の登録ができたようですが。公式サイトがリニューアルしてから、郵便局の窓口で入会した方に関するweb登録の記載がおそらく削除されたようです。
やはり私は「ポスタルくらぶ」を退会しましたので、現状がよくわかりません。
ご不明な点は、ポスタルくらぶサービスセンターにお問い合わせください。
ポスタルくらぶの退会方法
何かあったときに便利に使えそうなサービスが「ポスタルくらぶ」にあります。
しかし、自動継続で年会費350円を15年以上支払い続けた私にとっては、決別は必然だったのかもしれません。率直に「ポスタルくらぶ」のサービスを一度も使っていませんので。
退会については、ポスタルくらぶサービスセンターにお問い合わせください。
以下、参考情報として、私が2017年7月に「ポスタルくらぶ」を退会した際の手続きをご紹介します。
私のように郵便局で入会した場合、当時は郵便局で「自動払込利用廃止届書」の提出が必要でした。
郵便局窓口にて退会用の書類(自動払込利用廃止届書)のご提出により退会手続きが可能です。年会費の引き落としをしている貯金通帳・お届け印・本人確認書類を郵便局窓口にご持参の上、お手続きください。
ポスタルくらぶ公式サイト「ポスタルくらぶ会員退会方法」より引用
※「ポスタルくらぶ会員退会方法」は公式サイトから削除されたようです。
ということで、当時の私は郵便局に行って「ポスタルくらぶ」を退会してきました。
退会当時、郵便局で「ポスタルくらぶ」の勧誘をしていないためか、案の定、窓口の局員さんは退会手続きに慣れていない様子でした。それでも無事に退会できたのでよかったですけど。
まとめ
「ポスタルくらぶ」のサービスを改めて確認してみると、退会しないで「ポスタルくらぶ」のサービスを意識して利用しても良かったような気がします。
たかが年会費350円、されど年会費350円。長年「たかが」になってしまっていたので、ついに「されど」を優先させました。
とりあえず退会しましたが、また気になったら再び申し込むかもしれません。
そういえば、ゆうちょが売り出していた「ぱるる」通帳も気づいたらなくなっていました。これも郵政民営化の影響なのでしょうか。時代の移り変わりを感じる今日この頃です。
「ポスタルくらぶ」の最新情報等は、公式サイトにてご確認ください。