筒井康隆さん原作の『時をかける少女』。昭和から平成時代にかけて多くの作品が映像化されたわけですが。渡隅的には大林宣彦監督で原田知世さん主演の『時をかける少女』がやっぱり「時かけ」なわけです。とにかくエンドロールが空前絶後!
ということで、何度も観てきた大林監督と原田知世さんの「時かけ」について、改めて「詩的少女」のエンドロールに注目してみました。
「時かけ」と言えば原田知世さん
「時かけ」については、これまでにテレビや映画で多くの作品が映像化されてきました。
詳しくは「時をかける少女 – Wikipedia」等でご確認ください。
渡隅的には大林宣彦監督と原田知世さん主演作品がやっぱり「時かけ」。
よい意味で初々しい演技が微笑ましいというか好感持てます。
原田知世さんの女優デビューはフジテレビドラマ『セーラー服と機関銃』。
そして「時かけ」で華々しく映画初主演に至るわけです。
空前絶後なエンドロール
子どもの頃から何度もテレビで放送された大林宣彦監督と原田知世さん主演の『時をかける少女』。この映画、大人と言うかおっさんになってから改めて鑑賞すると、エンドロールが卓越していたことに改めて驚くわけです。
それでは早速ユーチューブ動画で観てみましょう。
改めてみると実に面白いエンドロール。
エンドロールが出没しはじめるタイミング、さらに原田知世さんのお邪魔にならないようにエンドロールが左右に動きまくるわけです(笑)
そして、原田知世さんが唄う「時をかける少女」のリズムに合わせて、右に左に頸部を動かす役者さんたち(笑)
サビの部分でお姫様抱っことか。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの大型新人「原田知世」さんのためのプロモーションビデオ。
大林宣彦監督が本編のほかに、原田知世さんのためのプロモーションビデオも同時に撮っていたことになりますね。
こういう手法って、後にも先にも渡隅的には記憶にないです。
それでは原田知世さんが唄った「時をかける少女」の本来のPVはどんな感じだったのか?
「時かけ」のエンドロールとほとんど変わらないわけです(笑)
とにかく劇中もエンドロールも伝説的な大林宣彦監督の「時かけ」だったわけです。
「時かけ」のパロディCM
「時かけ」と言えば、パロディCMも話題になりました。
例えば、知る人ぞ知る「お湯をかける少女」。
工藤夕貴さんは「お湯をかける少女」だったわけです。
あとは今となっては貴重なPILOTの「時を描ける少女」とか。
「かける」映画と言えば
太田隆文監督と言えば、大林宣彦監督に師事していたわけですが。
太田監督の最新作と言えば『明日にかける橋 1989年の想い出』。
映画「明日にかける橋 1989年の想い出」公式ホームページ
「明日にかける橋 1989年の想い出」舞台挨拶が決定ー超豪華メンバー!6月30日(土)有楽町スバル座 10:30am〜 pic.twitter.com/nM3x3Ag56a
— 青空映画舎 (@aozoraeigasya) June 15, 2018
太田監督の時空を超えたファンタジー作品。
やはり「いつも青春は時をかける」わけです。
まとめ
大林宣彦監督の名作『時をかける少女』のエンドロールが原田知世さんの空前絶後なプロモーションビデオだった物語をご紹介しました。
原田知世さんの今後のご活躍にも乞うご期待なわけです。