ポイント還元率が比較的高めな楽天カードとYahoo! JAPANカードの2枚。当サイト管理人・渡隅も、楽天ポイントやヤフーポイントを貯めたりと、日々の生活で重宝しているカードです。
ここでふと疑問に思ったことは、JCBブランドの楽天カードとヤフーカードをMyJCBに登録してOki Dokiポイントもゲットできないかということ。この点について調べたことをご紹介します。
JCBブランドであっても、楽天カードとヤフーカードはMyJCBに登録できない
MyJCBに登録できるのは、下記の両方に当てはまるJCBカードです。
カード番号が「354」「355」「3573」のいずれかで始まることが必要。
カード表面の右上に「BUSINESS」または「CORPORATE」の表示も必要。
根拠については、下のJCBのページにあります。
ちなみに、楽天カードやヤフーカードのホームページでは、この点についての見解が見当たりませんでした。
結局のところ、MyJCBに登録できるJCBカードは限られているということですね。
個人的に、ヤフーカード(JCB)をMyJCBに登録できないのは残念です。それではなぜ残念に思うのでしょうか?この点について、次項でお話を進めていきたいと思います。
MyJCBに登録するメリットとは?
MyJCBに登録できないJCBカードがあることを含めて、MyJCBの「Oki Dokiポイント」について、下の記事ですでにご紹介しています。
Oki DokiポイントやOki Dokiランドの魅力がわかれば、なおさらJCBブランドの楽天カードやヤフーカードでMyJCBに登録できたら良いのにと思うのは当然!例えば、ヤフーカード(JCB)のユーザーにしてみたら、TポイントとOki Dokiポイントの二重取りがしたいわけですよね。
それではなぜ登録が許されないのか?次項で推測や仮説をお話ししたいと思います。
JCBブランドの楽天カードとヤフーカードがMyJCBに登録できない理由とは?(推測)
渡る世間は建前社会と言っても過言ではありません。上述しました通り、JCBの公式サイトでMyJCBに登録できるJCBカードは限られていることが周知されています。しかし、「なぜ限られたJCBカードにしかMyJCBへの登録が許されないのか?」について、直接的な表現は見当たりません。何となくMyJCBは法人営業向けなのかと勝手に想像していますが。
そこで、「なぜ、限られたJCBカードにしかMyJCBへの登録が許されないのか?」について、本音の部分を渡隅なりに推測してみました(あくまでも推測です)。
JCBカードの発行元の違い
これは本当に単純な理由です。渡隅のヤフーカード(JCB)はワイジェイカードから発行されています。それに対して、MyJCBに登録できるカードは、JCBから直接発行されるのではないでしょうか。「発行元が違います。管轄外ですよ。」という本音が聞こえてきそうです。
例えば、ヤフーカード(JCB)をショッピングで利用するとき、ワイジェイカードから一時的にお金を借りることになります。それは、ヤフーカード(JCB)発行時、ワイジェイカードから一定の信用(クレジット)を得ているから借金が可能になるわけです。そして、お金を借りてくれたユーザーにポイントサービスを提供するわけです。
それに対して、JCBは、ヤフーカード(JCB)のユーザーを管轄していませんので、お金を貸す必要はありませんし、ユーザーにポイントサービスを提供する必要もないわけです。
JCBブランドとはいっても、ワイジェイカードが発行しているカード利用のために、管轄していないJCBがお金に相当するポイントを支出しないのは当然かもしれません。
なお、VISAデビットカードを利用する場合、買い物と同時に口座残高から代金が引き落とされますので借金ではないわけです。下の記事をご参考ください。
もし登録できたとすればJCBはどうなってしまうのか?(もしもシリーズ)
ヤフーカード(JCB)の利用者にサービスを提供するのは発行元のワイジェイカード。JCBはヤフーカード(JCB)の利用者から直接的な利益を得ていないわけです。
それでは、MyJCBがヤフーカード(JCB)の利用者に「Oki Dokiポイントプログラム」を提供したらどうなるでしょうか。
ポイントグラムは改悪の方向に進むと思います。というよりも、上述しました通り、JCBは事業を守るために、JCBブランドのヤフーカードや楽天カードの利用者に「Oki Dokiポイントプログラム」を提供することは考えられないような気がします。
編集後記
JCBブランドのYahoo! JAPANカードの利用者として、MyJCBに登録して「Oki Dokiポイントプログラム」を利用できないのは残念。しかし、「なぜ、登録できないのか?」という率直な疑問を渡隅なりに追究してみたところ、やはり見えてきたのは「お金」の動き、経済でした。
とりあえずショッピングなどで、地道に楽天ポイントやTポイントを貯めていこうと思う今日この頃です。
追記:2019年12月28日
せい様のサイトにて当記事を紹介していただきました。